2012年4月?5月(ウィーン、プラハ) 本文へジャンプ
 

2012年4月30日 ウィーン2日目

今日はまずシェーンブルン宮殿を見学する。地下鉄で、シェーンブルン駅へ。
 


しかし、長蛇の列。
何故チケット購入に時間がかかるかというと、液晶画面のある自動券売機で
一人づつチケットを購入しなければならない。しかも、現金は使えずクレジットカードのみ。
ここでは、チケットを購入しても時間にならなければ入れないとのこと。
しばらく並んで、やっと券売機の前へ。端末を操作すると、購入できるチケットは
14時15分に入場できる分ということがわかる。
まだ10時30分。4時間近く待たなければならない。・・・ということで、
宮殿へ入るのは諦める。
事前に旅行会社へ美術館などは事前予約が必要か聞いたとき、特に予約は不要との
回答。しいて予約すればシェーブルン宮殿ぐらいか、という回答だった。
この状況を知っていれば確かに予約したはず。
まあ、シェーンブルン宮殿の外観は見られたし、良しとするか。
何故か宮殿前の広場では、インドや中国の方々が、大音量の音楽をかけながら
団体で踊りを披露している。何という場違い。
雰囲気が壊れること、はなはだしい。
早々に宮殿を後にして、地下鉄でカールスプラッツへ戻る。

その後カールスプラッツ駅のそばでカフェを探す。
丁度カフェの看板を見つけて中へ。中はすごく静か。高級な感じ。
 
入って気づいたが、ここはホテル・インペリアル内にあるカフェ・インペリアルだった。
ホテルのカフェだから落ち着いた感じなんだね。
店内にはグランドピアノも置いてあり、シックな感じ。

トイレに行くと、手拭きが、ペーパータオルではなく、本当の 布地のタオル。
それを使い捨てというか、自動的にリサイクルできるような構造になっている。
こんなのは日本では見たことない。(写真参照)
 

ホテルインペリアルで休憩後、路面電車71番で中央墓地へ。
路面電車に乗るのは初めてだったが、71番に乗るのは分かっていたので、カフェ
近くの停留所から71番に乗車。
 
降りる停留所もわかっていたが、何と、社内アナウンスがほとんど聞こえない。
仕方がないので、スマートフォンでgoogleにアクセス。
ウィーン路面電車の路線図を出す。
71番の路線図を見ると、停留所の名前が全て出ているので、今どこを走っているのか
わかる。これで一安心。
中央墓地には入口がいくつかあり、音楽家のお墓があるのは、2番の入口。
中央墓地の1番の停留所では降りず、次の2番で下車。
すると、目の前が墓地の入口。


そのまま並木道をまっすぐ進むと左側に音楽家のお墓がありました。
 

ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ヨハンシュトラウス親子などの墓を見る。
モーツァルトは記念碑のみ。

ベートーヴェン


シューベルト


ブラームス


ヨハン・シュトラウス親子
 
一通りお墓を見て、写真を撮って墓地を後にする。

さて、路面電車でカールスプラッツへ戻る。
今日は月曜日で、美術史美術館などが休みなので、レオポルト美術館へ向かう。
ここにはエゴンシーレなどが展示されている。


さてゆっくり見学しようと思っていたら・・・何と、今夜のオペラ座のチケットを持ってくるのを
忘れていることに気づいた。
昨日はお金が無い、今日はチケットを忘れる、ああ散々だ!

あわててホテルにチケットを取りに帰る。
チケットをセキュリティボックスから取り出し、慌てて閉める。
すると、暗証番号を押し間違えたのか、開かなくなってしまった。
仕方が無いので、リセットは明日の朝頼むことにして出かける。

さて、気を取り直して・・・
カールスプラッツに戻り、フィグルミュラーにて夕食。
 
予約していなかったので行列だったが、比較的早く入れた。席は地下のフロア。
 
この店の名物はシュニッツェル。それも特大サイズのシュニッツェル。
当然このフィグルミューラーシュニッツェルを注文。
  

大きさに圧倒されるが、食べてみると、軽い口当たり。塩胡椒の味付けで、あっさりと
頂ける。

夕食も終わり、、オペラ座へ。


今日の演目は、ムソルグスキーのボリス・ゴドゥノフ。


前から2番目の特等席。
オーケストラピットも良く見える。指揮者の適切な指揮振りを間近にみることができた。
大変すばらしい演奏、歌唱だった。
 



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