2012年9月タイ出張 本文へジャンプ
 

2012年9月22日 タイ出張4日目

今日は休日。本当は、日本人ガイドが付く半日ツアーでお寺巡りの予定だったが、申し込むのが遅かったのか既に満席で申し込めなかった。そこで、日本人スタッフの担当ドライバーと車を借りて、お寺巡りをしてもらうことになった。
朝9時にホテルロビーで待ち合わせ。時間通りに来てくれた。
さて、日本語も英語も分からないタイ人運転手とのドライブスタート。まずは王宮にあるお寺、ワット・プラケオを目指す。道中、ドライバーがしきりにタイ語で話しかけてくるが、全然理解できない。
どうやら自分は、イスラム教徒だということ、しかし仏教のお寺に行くのは問題無いと言っているらしい。
さらに、自分も一緒に入って私の写真を撮ろうか?と問いかけているようなのだが、この辺が、理解できない。
そうこうしているうちにワット・プラケオ到着。車から降りた場所に私が戻ってくること、戻ってきたらドライバーに電話をして迎えに来てもらう、という手はずになっている。どこで車から降りたか忘れないように周りの景色を一応写真に収めておいた。



さて、ワット・プラケオ観光スタート。土曜日だからか、かなりの人混み。やはり観光客が多い。


入口を入って真っ直ぐ進むと、入場券売り場がある。タイ人は無料だが外国の観光客からはお金を徴収する。


400バーツを支払い(結構高い)、中へ入る。正面に片膝をついたお祖父さん?の像。その後ろには、金細工の仏塔のようなものがある。細かな細工が美しい。

振り返ると、今入ってきた入口の両脇に大きな鬼のような門番が立っている。表面は細かなモザイクで覆われている。

次に目に付くのが金色の塔。その横にも塔が立っておりこちらは、細かいモザイクで覆われている。


入口から左右には回廊があり、その壁には、タイ王朝の歴史を記した壁画が描かれている。







そのまま進むと、一番目立つ金色の仏塔にたどり着く。かなりの大きさ。写真を撮ろうとしても、全体が中々収まりきらない。これ本当に金張りなのだろうか・・・と思いつつ、次の建物へ。

この建物は、壁面が全て美しいモザイク張りになっている。また、建物の周りにも多くの像が立っており、どれも細かな細工が施された見事なものばかりだ。





ワット・プラケオの語源にもなっている翡翠の仏像は本殿にあり、この中は撮影禁止。なので、外から撮影。

中は、美しく装飾されている。

続いて、王宮のような白い建物。(何か調べておくこと)

一通り見学して、ドライバーとの待ち合わせ場所へ。電話をすると、程なくして迎えに来てくれた。

続いて、ワット・プラケオの隣にあるワット・ポーへ。近いはずなのに、道路が物凄い渋滞。全く動かない。
結構移動に時間がかかってしまった。
それでもやっと到着。例によって待ち合わせ場所をしっかり確認。

入口から入り、100バーツ支払う。
ワット・ポーと言えば、大きな涅槃の像。
確かに巨大である。実際に見ると凄く大きい。そして、黄金に輝いていて美しい。



この像もあまりにも大きすぎて写真を撮るのが大変。仏様は横たわっているので、当然足の裏が見える。
足の裏にも、装飾がびっしり。指の指紋がそれぞれ3つづつあるのが不思議。本当にこんな指紋だったのか?

なにか言われがあるのだろうか?

建物の内部には、金属の器が並んでいる。別のところで、賽銭を入れ、お皿に入った硬貨をもらう。
それを並んだ器にひとつづつ投げ入れていく。






外に出ると、仏塔がいくつも立っている。どれも見事な細工が施されている。
また、黄金の仏像が沢山並んでいる建物もある。




さて、ワット・ポーも一通り見学し終わって、次はワット・アルンへ向かう。
ワット・アルンは、川を渡った向こう岸にある。その為、船に乗って川を渡らなければならない。
船着場の位置は、ワット・ポーに来る前にドライバーが教えてくれていたので、直ぐに分かった。
事前インターネットで調べていた情報では、N8という船着場から出る船らしい。
さて、船着場へ向かうと・・・、川の水量が大変なことになっている。岸壁ぎりぎりまで水位が上がっている。

波が押し寄せる度に、船着場の床板の間から水が吹き上げて来る。やはり雨季は水量が多いのだ。
さて、N8の船着場へ行くと、係の人が、ワット・アルンへ行くなら隣の乗り場だと教えてくれた。

一度戻ると、確かに隣の乗り場の入口にワット・アルンと書いてある。ここで3バーツ払い、中へ入る。

船は次から次へとやってくる。対岸との往復を繰り返しているのだろう。
船が着いて、大勢の乗客が降りてくるのと入れ違いに、我々も船に乗り込む。特に出発の時間が決まっているようでもなく、乗客が一杯になったら出発するらしい。


ほどなくして、出発。ほんの5分程度で対岸に到着する。船を降りた場所を覚えておいて、帰りに備える。

ワット・アルンは暁の寺と呼ばれていて、夕方来ると美しいのだろうが、今は昼間。眩しい太陽が照りつけている。
燦さんと照りつける太陽を浴びて、美しい塔が立っている。この塔には階段が付いており、上まで登ることができる。

せっかくここまで来たのだから、登らない手はない。登っていくと、塔の途中の装飾も間近で良く見える。




頂上まで登ると、見晴らしも素晴らしい。川の対岸、遠くの景色も良く見える。


さて、登ったら当然降りなければならない。これが、行きはよいよい帰りは怖い、という状況。

とにかく急な階段なので、登るより降りる方が難しいし、足に応える。横向きになって手すりに捕まりながらなんとか、降りることができた。

船着場まで戻り、対岸へ。ドライバーとの待ち合わせ場所に戻る。
電話をすると、ほどなく迎えに来てくれた。
ここからは、BTSという高架鉄道の駅まで送ってもらう手はずになっている。
この道もかなりの渋滞。渋滞の中、物売りがうろついている。ああいうものは買わない方が良いのだろうな、と思っていたら、おもむろにドライバーが窓を開け、ひと袋購入した。中には小さな紙袋が2つ入っていて、そのうちの一つを私にくれた。なんだろうと思ったら食べ物だった。
しかし、何だか良くわからない。味は甘いのでお菓子のようだが、薄く延ばした鶏の唐揚げのようでもある。
確かに昼はとっくに過ぎているし、ドライバーもお腹が空いていたのかも知れない。
空腹だったからか結構美味しかった。
しばらくすると、やっとBTSの駅へ到着。サナムパオという駅だった。


ここから終点のモーチットまで向かう。
目的は、ウィークエンド・マーケットへ行くこと。ウィークエンド・マーケットとは、チャド・チャックというところで週末にだけ開かれる市場の事。広大な敷地に無数の店がひしめいている。ここで売っていないものは無いというほどらしい。
モーチットの駅に着くと、駅からウィークエンド・マーケットの方向へ既に屋台や露店が所狭しと並んでいる。




さらに、多くの人がモーチット駅で降りてマーケットへ向かっている。その為、歩道は人でごった返している。
人をかき分け、やっとのことで、ウィークエンド・マーケットの中へ。入る前から異常な熱気を感じる。
中へ入ると、どこに何があるのか分からないが、兎に角小さな店が無数に並んでいる。縦・横、マトリックス状に店があるので、全ての店を回るのは殆ど不可能。適当に歩き回って、どんな店があるのか覗いてみた。
本当に何でもある感じ。食料品、衣類、骨董品、IT機器、等身大のプレデター、エイリアンからペット用の子犬まで。恐らく凄く安いのだろうけれども、元々タイの物価レベルが分からないので、本当に安いのかどうか判断できない。(後日本当に安いことが分かった)






























一通りウィークエンドマーケーとを回った後、モーチット駅へ戻り、BTSでプロンポン駅へ戻る。
プロンポンで下車し、駅のすぐそばにある、エンポリアムというデパートへ。

ここは本当に高級なデパートだった。入口を入ると直ぐに、ヴィトン、グッチ、カルティエなど高級ブランドの店が並んでいる。そのほかにも有名ブランドの店が目白押し。と言っても何も買わず、上の階のフードコートを目指す。タイのフードコートはシステムが変わっていて、直接現金を支払わない。まず、現金をクーポンというチケットに交換する。このクーポンを使って、フードコート内の店で支払いをする。余ったクーポンは、その日のうちであれば、再度現金に換金してくれる。ここではチキンカツ・カレーを食べた。






食事も終わり、ホテルへ戻る。
充実した一日だった。

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