2014年8月8日 秦野 巣邸樹(ステイジュ)

今日は以前から気になっていて、なかなか行けなかったフランス料理店「ステイジュ」さんへうかがいました。場所は、秦野・ヤマダ電機通り坂を登った頂上あたりです。外観はこんな感じです。








なかなかステキな外観。ここは以前モデルハウスだったらしいです。さて中に入ると、これまたステキな店内です。








テーブル席が16席。どのテーブルも食器がレイアウトされており、良い感じです。

ここは、夜はコース料理のみのようです。お店の外の看板にはこのような表示。


このうち、前菜と主菜は好みに応じて選べるようです。店内のメニューはこちら。
前菜はこの中から選べます。


主菜はこちらから選択。


ということで、私は、前菜にずわい蟹とアボガドのタルタル仕立て、主菜は仔羊の香草焼きを選択しました。

まずは、前菜が登場。




前菜は、北海道産のずわい蟹をつかったタルタル。カクテルグラスの底にはポーチドエッグが入っています。その上にアボガド、そして蟹。一番上には、レモンで作ったドレッシングがあわ立てて盛り付けてあります。非常に手の込んだ一品です。見た目も美しいです。
これは、底のポーチドエッグから全体を絡めて食べるそうです。さて、肝心の味ですが、非常に美味しいです。全体を混ぜますので、渾然一体となった味になりますが、上に乗ったレモンのドレッシングが良いアクセントになっています。

さて、次は、スープです。


こちらは、黄金桃という桃をつかったポタージュスープ。スープというより本当に桃を食べている感じ。こちらも大変美味しいです。
間でフランスパンを食べながら主菜の登場を待ちます。ちなみにパンはお代わり自由のようです。
さて、主菜の仔羊の香草焼きの登場です。
おお、なかなかボリュームがあって、焼き上がりも美しいです。思ったよりボリュームがありますね。


こちらも肉の上に泡が乗っていますが、この泡は、リンゴのドレッシングを泡立てたものだそうです。


そして、お肉の盛り合わせには、色々と変わった野菜が添えられていました。
写真右側は、花オクラ。中にポテトサラダが入っています。
真ん中の緑色の野菜は、最近話題のロマネスコです。そして、左側の黄色いものは、生でも食べられるかぼちゃだそうです。今日は少し火が通してありました。他にも、この下に、インゲンや小さな黄色いトマトが添えられていました。


さて、お肉は、程よく柔らかく、美味しいです。ちゃんと仔羊の味がします。何でもかんでも臭みが無いという料理がありますが、羊なら羊の香りがして欲しいものです。
そして、変わった野菜達、こちらも美味しかったです。
結構満腹になりますね。

そして、最後にデザート。




こちらは、宮崎産マンゴーを使ったパルフェです。そして上に乗っているのは、沖縄産のパイナップルを小さく刻んだものでした。これも手が込んでいて、そして美味しいです。

最後に珈琲で締め。飲み物は、珈琲、紅茶、フレーバーティから選べます。

以上、どれも手が込んだお料理で、味も美味しく、大満足でした。
こんなにちゃんとしたレストランなのに、客が私一人ってちょっと淋しいですね。お店やっていけるのか心配になってしまいます。
値段も都内で食べたらこの2倍以上するでしょうね。リーズナブルですよ。まあ、なか卯でうどんを食べる値段と比べちゃいけませんけど。(ここの近くになか卯があります)

皆さん、是非こちらのお店に行って頂きたいと思います。